毎日ちゃんと新鮮なお水を準備しているのに全然飲んでくれない。ちゃんとお水を飲んでいるかわからない。そんな時はないですか?
水を飲んでないとどこか体調が悪いのでは？と心配になりますよね。。
そこで今回はハムスターがなぜ水を飲んでくれないのか?しっかり水分補給をさせてあげるにはどうしたらいいかなどを紹介していきます。
ハムスターは1日どのくらい水を飲む？
ハムスターはもともと水分補給がそこまで必要な動物ではなく水分を取りすぎてしまうと下痢を起こす可能性があります。
それでも全く水分を摂らなくても大丈夫！というわけではありません。
ハムスターの1日に飲む水の量の目安は
ゴールデンハムスター(キンクマ)の場合
…10cc～20cc程度
ジャンガリアン、ロボロフスキーなどの
ドワーフハムスターの場合
…5cc〜10cc程度
が目安となります。
水を飲まない原因
給水器が前日とほとんど変わっていない時やハムスターが水を飲んでいるところを見かけないとなんだか不安になりますよね…
では次にハムスターが水を飲まない原因を1つずつ見ていきましょう。
環境に慣れていない
ハムスターがまだ環境に慣れていなくて飼い主さんが見ていないところでこっそり水分を補給している可能性があります。
実は見ていないところでは水分を補給しているかもしれないので夜中こっそりハムスターの様子を少しだけ覗いてみたり、ハムスターにストレスをかけないためにもペット見守りカメラを設置して夜中の様子を確認してみると安心ですね(*^^*)
給水器が壊れている
給水器が壊れているなんて事はありませんか？
わが家でも時々給水器のボールの部分が詰まってしまいハムスターの力ではどうにもならずお水が出てこないということがあります。
お水が出てこないと水分補給もできないですよね😅
なので給水器の水を変えるときは口の部分が詰まっていないか、ちゃんと水は出ているのか確認してから設置するようにすると安心です。
給水器の使い方が分からない
ほとんどのハムスターは給水器の使い方を自分で覚える子が多いですが、時々使い方がわからない子もいるようです。
使い方がわかっていないようだったら覚えさせてあげましょう。
給水器が飲みにくい
給水器の位置が高すぎたり低すぎてお水が飲みにくいそんな事はないですか?
ハムスターのサイズに合わせて飲みやすい位置に給水器を設置しましょう。
野菜やフルーツで水分補給をしている
普段ペレット以外に野菜やフルーツをおやつとして与えている場合、野菜やフルーツを食べることで水分補給ができているので給水器からは水分を摂らない可能性があります。
病気の可能性
病気で食欲が落ちていたり、元気がなくてお水が飲めない可能性があります。
お水を飲んでないのにお腹が膨らむのは腹水と言うお腹に水が溜まる病気の可能性もあります。
腹水はお腹に水が溜まり臓器を圧迫してしまうので大変危険です。
日ごろからハムスターのお腹がふくれていないか？動きはおかしくないか？などをしっかりチェックしてハムスターの健康を守ってあげてください。
水を飲んでもらうための対策
水を飲まない原因は様々あります。
ではどんな対策があるのか？見ていきましょう。
しっかり見て管理する
普段から水を変える時に前日からどのぐらい減ったのかしっかりチェックしましょう。同時にハムスターの体に異変はないか毎日しっかり健康管理をしてあげましょう。
毎日観察して自分のハムスターがどのくらいお水を飲む子なのか把握するのも良いです。
給水器が正常に使えるかチェック
給水器の口から正常に水が出ているのか？水を変えるときに毎日しっかり確認しましょう。
何度も詰まるなどどうしても壊れやすいものであったら給水器だけの販売もしているので買い換えましょう。
壁に取り付けるもの
置き型のものもあるのでハムスターのサイズに合わせて使いやすい給水器を用意しましょう。
ちなみに受け皿などでお水をあげている方もいますが受け皿は床材やうんちなどが入ってしまい汚れる可能性があるのと、ハムスターが濡れてしまう可能性があるのでオススメできません。
ハムスターに給水器の使い方を覚えてもらう
ハムスターに給水器の使い方を覚えさせてあげましょう！
実際にハムスターの近くで給水器からどうしたら水が出てくるのか指で触って教えてあげましょう。
その時に指についた水分をハムスターの口元へ持っていき舐めさせてあげると水が出て来くるときの音や水の匂いで給水器の使い方を覚えてくれます。
野菜やフルーツで水分補給
どうしても全く水分をとってくれない場合は野菜やフルーツなどをおやつとして与えて水分補給をさせてあげましょう。
ただし与えすぎると水分の取りすぎで下痢を起こす可能性があるので1回に与える量は5mm～1cm角にして与えるようにしましょう。
あくまでも野菜やフルーツはおやつなので毎日与えると栄養バランスが崩れてしまいます。
ハムスターの主食はペレットなのでエサは基本的にはペレットのみを与えて給水器から水分をとってもらえるようにしましょうね。
まとめ
今回はハムスターの水分補給について解説しました。
ハムスターは人間に比べて水分をたくさん必要とする動物ではありませんが水分を全く飲んでいない時は対策が必要になります。
なぜ水分をとっていないのか原因は給水器の使い方がわからない、給水器が壊れている、病気の可能性があるなど様々な理由があります。
実は水分をとっていないのではなく飼い主が見ていないところで少しずつ飲んでいる可能性もあります。
原因を把握するためにもいつも水を変えるときにどれだけ水分が減っているか、そもそもわが家のハムスターはどれだけ水を飲む子なのか、給水器からしっかり水が出ているのか、そしてハムスターの体に異常はないかなど毎日管理してあげる必要があります。
もしも何か異常があったときはハムスターの為にもすぐに対処してあげましょうね。
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