ハムスターは人間と同じように食欲を無くすことがあり、普段の食べ物を食べられなくなる時があります。
しかしエサを食べないと栄養が得られず、栄養失調になったり、体力がどんどん落ちていきます。
ではそんな時はどんな食べ物を与えたら良いのでしょう？
そこで今回はハムスターが食欲を無くした時、どんな食べ物を与えたら良いのか？を解説していきます。
なぜ食欲がなくなるか？
ハムスターが食欲をなくす原因は
・病気で元気がない
・怪我をしていて食べられない(歯が折れたなど)
・老化
などの原因が考えられます。
病気や怪我の場合は速やかに病院へ連れて行きましょう。
老化の場合はエサを柔らかめのものに替えてみましょう。
何を与えるか？
ではハムスターが普段のエサを食べられない時、何を与えるのか？
ペーストしたペレット または ペレット団子
ペレットはハムスターの主食であり、ハムスターに必要な栄養をバランスよく摂取できる食べ物なので、まずはペレットを食べてもらえるように柔らかく加工してみましょう。
ペレットをすり潰し、少量のお湯や小動物用のミルクでふやかすとペースト状にすることができます。
ペレット団子はペースト同様、すり潰したあと少しずつ水分を加え、まとまってきたら手で丸めます。
どちらも水分を加える時は小さめのスプーンなどで少しずつ加えながら調整するのがポイントです。
すり鉢のようなものがあると楽ちんです♪100匀でも買えますよ✨
ペレットペーストや団子に好きなものを加える
もしもペーストしたペレットやペレット団子だけでは食べてくれない場合、
ハムスターが好きなおやつを混ぜてみましょう。
例えば茹でたサツマイモやカボチャ、人参など甘みのあるものを混ぜてみても良いと思います。
わが家では豆腐をよく食べてくれていたので、豆腐に潰したペレットや人参を混ぜて与えていました！
他に動物用の栄養剤や薄めたハチミツなどを混ぜて味をつけてあげるのも効果的です✨
好きなものを与える
どうしてもペレットを食べない場合は、ハムスターが好きなものを与えましょう。
皮を剥いたひまわりの種や、柔らかく茹でたサツマイモやカボチャ、コーン、すりおろしたリンゴ、砂糖の入っていないプレーンヨーグルトなど。
エサが食べられず元気がない時は、とりあえず栄養バランスのことは考えず食べてもらうことを優先にその子が好きなものを食べやすくして与えてあげましょう！
注意点
食欲のない時の食事には2つ注意点があります。
何回かに分ける
食欲のない時は人間でもそうだと思いますが、一度にたくさんは食べられません。
普段は1日1回のエサやりですが、食欲がない時の食事は何回かに分けてあげましょう。
残した分は回収しよう
普段のエサとは違い、食べやすいように水分が多い食事になるため傷むのが早いです。
残した分はすぐに回収して処分しましょう。
まとめ
今回はハムスターが衰弱してしまい食べ物が食べられない時にどんな食事を用意すると良いか解説してきました！
ハムスターにとってペレットはそれだけで栄養をバランス良く摂取できるので、ペースト状にしたペレットやペレット団子を食べてくれるのが1番良いですが、それだけではなかなか食べないこともあるので、甘みのある野菜を混ぜて作ってあげると良いです。
それでも食べない場合は、一旦カロリーや栄養のことは置いておいて、ハムスターが好きでよく食べてくれるものをあげましょう。
食欲がない時なので一度に全部は食べきれないかもしれません。
しかし一度口にしたものは傷みやすいので食べ終わったら処分するようにしましょう。
そしてエサの時間は1日に何回かに分けてあげるようにしましょう。
ハムスターは体が小さいので体調を崩すとかなり危険です。
病院に行くのはもちろん。
なかなか思うようにエサを食べてくれずに悩むこともあると思いますが、家での食事面もしっかりハムスターに寄り添ってあげてください。
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