ハムスターは夏の暑さにも、冬の寒さにも弱い生き物です。
今回はハムスターを飼育するための温度管理方法や、温度管理を怠るとどんな症状が起こるのかなどを紹介していきます。
ハムスターが快適に過ごすための温度
ハムスターが過ごしやすい温度は
20度~26度です。
これより暑くなると熱中症に、これより寒くなると擬似冬眠になる恐れがあります。
これらの症状はハムスターにとってとても危険な状態で、最悪の場合死に至ってしまいます。
熱中症とは?
ハムスターは人間のように汗をかくことが出来ず、自分でうまく体温を管理することが出来ないので熱中症になりやすい生き物です。
・暑い日にぐったりとして元気がない
・よろよろ歩いている
・いつもなら活動をしている時間なのに元気がなくうずくまっている
・餌が減ってない
などの症状がみられたら熱中症かもしれないので、早めに病院へ連れて行ってあげましょう。
最近の夏は特に暑い日が多いので、ケージ内に温度計を設置してしっかり温度管理をしましょう。
知り合いの飼っていたハムスターは数年前暑い日にエアコンがついていなくて、熱中症で命を落としてしまったそうです。
擬似冬眠とは?
「冬眠」と聞くと冬にクマやリスが寒い時にとる行動なので、命の危険はないんじゃない?と思ってしまいますよね。
しかしハムスターにとってはとても危険な状態です。
擬似冬眠は体温が低下し、全く動かないため死んでしまったのではないか?と勘違いしてしまう可能性があります。
見分けるためには
「毛並みが整っているかどうか?」
「死後硬直が起こっていないか」
「呼吸をしているかどうか(わずかに呼吸しています)」などをしっかり見て確認しましょう。
擬似冬眠が起こった場合、直ぐに目を覚まさせないとそのまま命を落としてしまいます。
しかし急に温めると更に体力を奪うことになります。
ハムスターの体を温めるためにはまず室内温度を適温に保ち、人間の体温で徐々に温めていきましょう。
熱中症や擬似冬眠を起こさないためには?
①温度計を設置して適切な温度を守ろう!
②季節に合わせて適切なハムスターグッズを設置しよう!夏はひんやりグッズ 、冬はペットヒーターなど
③ エアコンでハムスターの過ごしやすい温度を保つ(可能であれば24時間フル稼働)
この3点をしっかり行ってハムスターを守りましょう!
まとめ
ハムスターの過ごしやすい温度は
20度~26度
室内温度が高いと「熱中症」に室内温度が低いと「擬似冬眠」を起こしてしまい、死に至ってしまう可能性がある。
この状況に陥らないために
①温度管理
②季節に合わせたグッズを設置
③エアコン稼働
これらを行って対策し、ハムスターの命を守りましょう!!
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