ハムスターを飼ってみたいけどまだ1回も飼ったことがない。ハムスターをどうやってお世話したらいいのかわからない。
そんな方が失敗しやすいポイントを紹介します!
今回はハムスターを飼うための準備編です♪
ハムスターを飼い始める前に…
まずハムスターを飼う前に飼育本をしっかり読んでハムスターのことを理解してからペットショップへ行きましょう。
ハムスターの飼育って意外と注意点が多いんです。
もちろんこのサイトを参考にしてもらっても良いですよ!
ペットショップの店員さんに直接ハムスターのことを教えてもらっても良いですが、中にはハムスターの知識が少ない人もいるようです。
なのでできるだけ事前に知識をつけてから飼うようにしてくださいね。
ケージ
ハムスターのケージはいろんな種類のものがあり初めから回し車がついているものだったり、金網タイプ、全面プラスチックタイプなど様々な種類があります。
中には見た目がかわいいものもありますが、ケージを選ぶ際こんなことに気をつけたいです。
ケージのサイズ
ハムスターはたくさん歩き回る動物なのでケージが狭いと運動不足になってしまい肥満の原因になったり、ストレスが溜まってしまう可能性があります。
2階建てのものもありますが2階建てのものは上り下りで運動ができる点は良いですが、もし落下して怪我をしたら危険です。
特に老後は足腰が弱り、体に負担がかかるためバリアフリーにしなければいけません。
そしてケージに十分な広さがないとハムスターが隠れたり眠ったりするための巣箱を設置することができません。
ケージはできるだけ大きめのものを用意してあげるとハムスターにとってストレスを少なく過ごすことができます。
金網のケージに注意
ケージの一部に金網が付いているものの場合、ハムスターが噛んで歯の噛み合わせが悪くなる可能性があります。(不正咬合)
歯の噛み合わせが悪くなると食べ物をうまく食べられなくなったり、伸びすぎた歯によって口の中を怪我をしてしまう危険があります。
ハムスターが何かを噛む時はストレスを解消しようとしていたり、飼い主に対して何か要求がある時に噛みます。
ハムスターが金網を噛んでいる時にエサをあげたり、散歩させてあげたりすると金網を噛めば要求に応えてくれると覚えてしまうので、噛んでいない時にエサをあげたり、散歩させるようにしましょう。
できれば金網がついていないタイプのケージを使うのが1番です。
歯の伸びすぎを防ぐためにもかじり木を設置するのも忘れずに。
ハムスターのケージについてはこちらにも解説しているのでよければ合わせて読んでみてくださいね。
回し車
ハムスターは1日8km~20km程走る動物で回し車は運動不足解消やストレス解消のために必要な重要な道具となります。
回し車にもサイズがあり、ハムスターの体の大きさに合わせて回し車を選んであげるのがベストです。
ゴールデン(キンクマ)ハムスターの場合…
21cm前後の回し車
ジャンガリアン、ロボロフスキーなどのドワーフハムスターの場合…
15cm前後の回し車
を用意してあげるのがオススメです。
ハムスターは夜行性で夜中に回し車を走ることが多いので、サイレントホイールという音が静かなものを選ぶと快適に過ごすことができますよ。
回し車がしっかり設置できるサイズのケージを準備しましょうね!
ちなみに…ランナーボールという遊び道具がありますがこちらはハムスターが怪我をしてしまったり、ハムスターにストレスがかかってしまう可能性があるので買わないようにしましょう。
床材
ハムスターの床材にも色んな種類があります。
床材を選ぶ際の注意点をご紹介します!
床材の代用品
ハムスターの床材や巣材としてティッシュや綿を使用する方がいますが、これらは口の中に入れると中で張り付いてしまい頬袋脱になる(頬袋が口から出る)危険があります。
誤飲した場合は腸閉塞になる危険もあります。
怪我をしてからでは遅いので使わない方が良いです。
家にあるもので代用したい場合はキッチンペーパーがオススメです。
アレルギー
ハムスターによってはアレルギーを起こす子がいます。
特に針葉樹のウッドチップはアレルギーが出やすいです。
最初からアレルギーの少ないペーパーチップを使ったり、ウッドチップを使う場合は広葉樹のものを使うようにしましょう。
ハムスターは穴掘りが大好きなので床材はたっぷり敷いてあげてくださいね!
もしもアレルギーが出てしまった場合はアレルギーの原因となっているものをすぐに撤去して病院に連れて行くようにしましょう。
エサ
ハムスターといえばひまわりの種!と思っている方もいると思います。
ペットショップやスーパーなどでもよく見かける便利なミックスフードなどもあります。
しかしハムスターの主食はペレットです。
ペレットはこれ1つでハムスターに必要な栄養をバランスよく摂取できるように作られています。
なのでエサは基本的にペレットのみを与えるようにしましょう。
ひまわりの種は脂質が多く与えすぎると太ってしまい、ミックスフードは好きなものだけを食べてしまい栄養バランスが偏ってしまう可能性があります。
もしひまわりの種やミックスフードを与えたい場合はおやつとして週に1~3回程、1~2粒程度にしてあげてください。
野菜やフルーツをおやつとして与える場合も同じく週に1~3回程度、0.5mm~1cm角にして与えるようにしてください。
水分が多い食べ物はハムスターが下痢を起こす危険があるので、水分を拭き取ってからあげたり、与えすぎないようにしましょう。
巣箱
ハムスターは警戒心が強い動物なので隠れられる場所が必要です。
特に家に来たすぐは環境に慣れていないので巣箱があると安心です。
ケージに巣箱を設置するスペースがないから置かない。なんてことがないように気をつけましょう。
巣箱のサイズはハムスターが3匹入るサイズが目安です。
自分がお迎えする予定のハムスターのサイズに合わせて用意しましょう。
ハムスターの巣箱は
噛むことで歯の伸び過ぎを予防できる木のハウス
または中で爪とぎができる素焼きのタイプのハウスがオススメです。
どちらも床がないものを選ぶと掃除がしやすいです。
給水器
給水器は吊り下げタイプや壁に取り付けるタイプのもの、受け皿タイプのものがありますが、飲み口に床材がついてしまうほど大きなものや、床材やうんちなどが入ってしまう可能性のある受け皿タイプのものは水が汚れてしまう可能性があるのでおすすめできません。
ハムスターにとって飲みやすい高さに設置できるサイズの給水器を用意してあげましょう。
壁に取り付けることができない場合でもこのように置き型の給水器もあるので使ってみてくださいね。
多頭飼い
ペットショップではたくさんのハムスターが同じケージの中で一緒に飼育されていますが、基本的に多頭飼いをする場合は1匹につき1ケージ必要です。
ペットショップでは仲が良くても家に帰って環境が変わった瞬間に縄張り争いを始めてどちらかが命を落とす危険があります。
そしてハムスターは繁殖力が高いのでオスメスで一緒のケージに入れてしまうとどんどん増えてしまいます。
多頭飼いをする場合は必ず別々のケージを用意して使うようにしてください。
温度管理
ハムスターを初めて飼う人が失敗しやすいポイントはやはり温度管理です。
暑すぎて熱中症になってしまったり、寒すぎて擬似冬眠を起こし命を落としてしまうハムスターが多いです。
ハムスターを飼育するのに
適切な温度は20℃~26℃
適切な湿度は40%~60% です。
ケージを用意する際にはケージの中に収まるサイズの温度計を一緒に用意し、ケージの中に温度計を設置するようにしましょうね。
夏や冬だけでなく季節の変わりめの温度変化にも注意してあげてください。
まとめ
今回はハムスターを初めて買う人が失敗しやすいポイントの準備編を解説しました。
ハムスターを飼育するためにはペットショップにある基本のグッズを買うのも良いですが、せっかくお迎えするハムスターに快適に過ごしてもらうためにも様々な点に気を配ってあげてほしいです。
ハムスターを飼うための準備をする前にはぜひ、どんな種類のケージがあるのか?どんな種類の床材があるのか?どんな種類の寝床があるのか?自分が育ててみたいハムスターのサイズはどのぐらいなのか?など調べてから準備を始めてくださいね!
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