ハムスターの寿命は2~3歳程と短いため、1歳半を過ぎた頃になると徐々に老化現象が現れ始めます。
ハムスターは老化が始まるとどのような症状が起こるのか?
そしてどんなことに気をつけるべきか?
今回はハムスターの老化について紹介していきます!
ハムスターの老化現象
ハムスターの老化による症状はいくつかあります。
足腰が弱くなる
足腰が弱り、関節も曲げにくくなるので今まで登れていた段差が登りにくくなります。
関節が曲がらず足を踏ん張る力もほとんどないので、いつもヨチヨチ歩いていました。
毛並みが悪くなる
ハムスターは綺麗好きなので毛繕いをして自分で毛並みを整えますが、老化が始まると体が上手く動かせず毛繕いをしっかり出来ないので毛並みが悪くなりやすいです。
睡眠時間が長くなる
あまり動かなくなりずっと寝床にいたり、睡眠時間が長くなり1日の半分を寝て過ごすようになります。
爪や歯が伸びる
ハムスターは回し車を走ったり動き回ることで自然と爪を削っていますが、あまり動かなくなるため爪が伸びやすくなります。
さらに固い物が食べにくくなり歯を削ることができないので歯が伸びやすくなります。
体重が減る
固いエサを食べにくくなったり、エサや水を摂らなくなり体重が減ってしまう可能性があります。
対策方法
それでは次にそれぞれ対策方法を紹介していきます。
バリアフリーにする
段差があるものは足腰に負担がかかってしまう可能性があるので取り除いてバリアフリーにしましょう。
もし回し車を走っていないようなら外しておくと良いです。(回し車を設置する場合は登りやすいように低い位置に設置できるものに変更)
老後は特に骨折や打撲などの怪我をしやすいです。
段差を無くしたり、回し車を外しておくと事故を未然に防ぐことができます。
エサ皿も平の物に替えてあげるとエサが食べやすくなるのでおすすめです。
温度管理をしっかりと
温度管理に関しては老後ではなくても重要な事なのでハムスターを飼い始めた時から20度~26度の室温になるようにしっかりと管理しましょう。
特に冬は擬似冬眠の危険があり、高齢のハムスターは巣箱で寝ていることが多いので擬似冬眠に気づかない可能性があります。
擬似冬眠や熱中症は室内温度をしっかりと管理できれば防げます。
ケージの中に温度計を置いてしっかり管理しましょう!
爪や歯の伸びすぎは病院へ
爪や歯の伸び具合を見て伸びすぎているな、怪我をしそうだなと感じたら病院で切ってもらうようにしましょう。
特に歯を自分で切るのは危険です。
ネット上には爪切りで歯を切る動画がありますが危ないので真似をしないように。
爪は大人しい子なら自分で切ってあげることができますが、切りすぎてしまうと怪我をしてしまうので先っぽの尖っている部分だけを切るようにしましょう。
体重を管理
キッチンスケールなどを使い体重を管理しましょう。
もしかしたら巣箱にエサを持ち帰っているだけでエサを全く食べていないかもしれません。
エサを食べれていないと体重もどんどん減ってしまいますし、栄養が摂れず体が弱ってしまいます。
エサを食べれているか確認をするためにも体重管理をするようにしましょう。
その時に一緒にどこか体に不調はないか確認してあげましょう。
もし何か異常があった場合は直ぐに病院へ連れていきましょう!
寝床の近くにエサや水を用意してあげる
高齢のハムスターは寝床で過ごすことが多いので、エサ皿や水飲み場を寝床の近くに設置してあげましょう。
もちろん用意するエサや水は毎日取り替えて新鮮なものを用意してあげてくださいね!
柔らかく食べやすいものを用意
固いものが食べにくくなってきたら、ふやかしたペレットやすり潰したりんごなど食べやすくしたものをあげて栄養補給がしっかりできるようにしましょう。
わが家では豆腐が人気だったので豆腐の上にすり潰したペレットをかけてあげてました!
栄養バランスなどもありますが、食欲がない時やエサを上手く食べられない時はとにかくその子が好きな物や、柔らかくして食べやすくしたものなどを与えて栄養補給することを優先して行うようにしてくださいね。
こちらの記事にも詳しく解説中なので、ぜひ合わせて読んでみてください!
まとめ
今回はハムスターの老化について解説しました!
ハムスターは他の動物と比べて寿命が短いため2歳を過ぎた頃になるとほとんどのハムスターは老化が進み始めます。
まだまだ元気があったとしても、やはり若い時と比べて体に負担がかかりやすかったり、怪我や病気にかかりやすいです。
毎日しっかりとハムスターの体調を観察して、過ごしやすい環境を作っていってあげてくださいね。
ランキング参加中です!
よかったらクリックお願いします(人 •͈ᴗ•͈)
にほんブログ村
コメント