ハムスターがペレットを食べずに野菜や果物ばかり食べる。
こんなことはありませんか？
ハムスターは野菜や果物だけで育ててもいいのでしょうか？
今回はハムスターを野菜や果物だけで育てても良いのか？そして野菜や果物しか食べない時の対処法を紹介します！
ハムスターを野菜や果物だけで育てても良いのか？
まず結論からお話するとハムスターは野菜や果物だけで育ててはいけません。
確かに野菜や果物でないと摂取出来ないビタミン類などもありますが、あくまでも野菜や果物はおやつとして週に1～2回、5mm角～1cm角にして与えましょう。
栄養バランスが崩れる
野菜や果物だけだと栄養バランスが崩れてしまい、体調を崩しやすくなります。
例えば水分が多いものや食物繊維が入ってるものを摂りすぎると下痢になったり、糖分が多いものを摂りすぎると肥満になりやすく、そこから心疾患や皮膚病になる可能性があります。
食べ物アレルギー
ハムスターの中には食べ物のアレルギーを持っている子もいます。
アレルギーがあるかどうかは出てみないとわからないですが、気づかないうちにアレルギーの原因となる野菜や果物を知らないうちに与えてしまっているかもしれません。
歯が伸びすぎてしまう
ハムスターは一生歯が伸び続ける動物です。
そのためかじり木やペレットなどの固い食べ物をかじることで歯を削っています。
しかし野菜や果物のように柔らかいものばかり食べていると歯が削られず、噛み合わせが悪くなり怪我をしたり、エサがうまく食べられなくなる可能性があります。(不正咬合)
ペレットが良い理由
ペレットを食べるだけでハムスターに必要な栄養をバランス良く摂取できるように作られています。
そしてペレットを与えていればアレルギーは出にくいです。
ペレットを食べさせるための対策
ペレットを食べない場合はいくつか対策をしてみましょう。
完全にペレットのみにする
野菜や果物を一度与えるのを止めて、エサをペレットのみにしてみましょう。
最初は食べなくてもお腹が空いたら諦めてペレットを食べてくれるはずです。
ペレットを砕いてみる
ペレットを砕いてあげるとペレットの匂いがよりしっかりして｢これは食べ物なんだ！｣と理解して食べるようになる可能性があります。
少し味を変えてみる
ペレットを変えてみたり、ペレットの上に粉ミルクなどをかけたりして味を変えてみましょう。
味が変わればペレットを食べてくれるようになる可能性があります。
ペレットを柔らかくしてみる
ペレットにお湯をかけてふやかしペレットをペースト状にしたり、ペレット団子にして食べやすくしてみましょう。
ただし毎回これをやってしまうと固いものが食べられなくなる可能性があるので、老後や体調不良のハムスター以外には最終手段として少しずつ与えるようにしましょう。
まとめ
今回はハムスターが野菜や果物しか食べない時の注意点や対処法を紹介しました！
ハムスターに野菜や果物を与えるのは悪いことではないですがそればかりを与えていると栄養バランスが崩れてしまったり、歯が伸びすぎてしまうかもしれません。
野菜や果物はエサではなく、おやつとして時々与えてあげるようにしてくださいね！
ペレットをどうしても食べない時は1度ペレットのみにしてみたり、ペレットを砕いたり、味を変えたりして工夫しましょう！
ハムスターの健康を守るならペレットを食べさせるのが1番です！
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