ハムスターを飼育する際に絶対に必要な床材。
この床材にはいくつか種類があります。
今回は床材の種類やそれぞれ特徴のを紹介していきます。
床材はなぜ必要なのか
床材の種類を紹介する前に、床材の役割を紹介します。
身を隠したり、穴掘りをするため
ハムスターは穴を掘って暮らす習性があります、穴掘りが大好きです！
そのため床材を掘ることで穴を掘る動作をすることができストレスを発散することができます。
それから床材を多めに敷いておくことで、床材を好きな場所へ集めて自分で寝床(巣穴)を作ることもできます。
保温するため
ハムスターは寒さに弱いので、寒い時は床材を寝床へ運んで温度調整をします。
クッション
もしもハムスターが高い場所へ登ってしまい落ちてしまった時や、回し車などから落ちた時にクッションとなってくれます。
それからハムスターは地面がツルツルしていると、滑って歩きにくく足腰に負担がかかります。
しかし床材があるとそれがクッションになって歩きやすくなります。
水分を吸水してくれる
ハムスターがオシッコをしたり、飲み水がこぼれた時に床材があるとしっかり吸水してくれます。
このことによりハムスターがベタベタになることもなく、掃除もしやすくなります。
床材の種類
床材の役割が分かったところで、次はさっそく床材にはどんな種類があるのか見ていきましょう！
ウッドチップ
最もスタンダードな床材です。
ペットショップだけでなくスーパーやホームセンターでも様々なメーカーのものが並んでいるので手に入りやすいため、好みに合わせて購入することができます♪
針葉樹(マツやスギ)を使用したものが多くこの種類は比較的安く手に入ります。
ウッドチップは種類によって、細かいフレーク状のものや、ふわふわになるようにカットされたものなど様々です。
ウッドチップは吸水性がよく、保温効果も期待できます。
しかし木片などが入っていた時にハムスターが怪我をするかもしれないということと、アレルギーが出るかもしれないので注意が必要です。
特に針葉樹はアレルギーが出やすいです。
わが家でもウッドチップでアレルギーを起こした子がいました！(詳しくはこちらの記事をチェック！)
もしウッドチップを使うとしたら、アレルギーが出にくい広葉樹のチップを試してみることをオススメします。
ペーパーチップ
ペーパーチップはウッドチップよりアレルギーが出にくく、パッケージにも書いてあるとおり、吸水性もよく、通気性が良いので夏には涼しく、保温性も良いので冬は温かく過ごすことが出来ます。とてもオススメです！
ウッドチップでアレルギーを起こしてから、わが家ではずっとペーパーチップを愛用しています。
わが家では茶色いペーパーチップを使っていますが、白いタイプのものもありそちらだと、尿や便の状態や色などがわかりやすいので健康管理もしやすいです。
ただウッドチップと違って沢山の種類を置いていないお店が多いので自分が使いたいものが置いていない場合があります。
このお店ならあると思って行ったら無くなってた😭なんてことも経験したことがあります。
ペーパーチップならどれでもOKならいいのですが「これ！」と決めている場合はネットで注文するのが確実です。
どうしても間に合わない時は新聞紙やキッチンペーパーを細かくして使用するのもおすすめです。
使わない方がいい床材
床材として使用されるものの中でも、あまりおすすめ出来ないものもあるので紹介します。
牧草
牧草はハムスターが食べてしまっても安全な床材です。
しかし吸水性が悪く、不衛生になりやすいです。
また鋭利なものが多いのでハムスターの目に刺さり怪我をする可能性があります。
そのような点から牧草を床材に使用することはおすすめできません。
ティッシュ
紙の床材が使えるならティッシュでも代用出来るんじゃない？と思われがちですが、ティッシュは使わない方が良いです。
ティッシュは柔らかく頬袋に入れると張り付きやすく、取り除こうとして頬袋が口の外に出てしまう頬袋脱という状態になってしまったり、そのまま頬袋の中に入れておくと炎症を起こしてしまう可能性があります。
頬袋に溜めないとしても、誤飲した際に腸閉塞になってしまう可能性もあり、非常に危険です。
ハムスターを部屋んぽさせる際に、ティッシュを見つけて口にいっぱいに入れて帰る子もいるみたいなので気をつけてくださいね！
まとめ
様々な床材を紹介しましたが、ハムスターの床材として使用するのに適しているのはウッドチップやペーパーチップです。
ウッドチップの中でも針葉樹や広葉樹など種類があり、ペーパーチップも色が違ったり材質が違うものがあります。
身近にあるもので代用できる場合もありましたね。
ハムスターによって合う合わないがあります。
今回紹介した特徴を見て、自分のハムスターに合う床材を見つけてあげてくださいね！
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