擬似冬眠ってなに?これからの季節に気をつけたいこと

知っておいてほしいこと
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最近だんだんと寒くなってきましたね。

寒くなってくるとハムスターの飼育で気をつけたいのが擬似冬眠

今回は擬似冬眠について解説していきたいと思います。

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擬似冬眠とは?

擬似冬眠は急激な体温の低下や栄養、エネルギー不足により低体温症に陥ることでハムスターが自ら冬眠のような状態に入り生命維持を図ろうとする行為です。

しかしハムスターの擬似冬眠はクマやリスの冬眠とは違い、擬似冬眠に入ってしまうと自分で起きることができないため、飼い主が補助をしてあげる必要があります。

手遅れになると死に至る危険があります。

擬似冬眠の原因

一般的には10度を下回ると擬似冬眠が起こると言われています。

昼と夜の区別がつかないような薄暗い環境で生活するとホルモンバランスが崩れ体調を崩してしまう可能性があり、そのような子は15度程度でも擬似冬眠を起こしてしまうそうです。

擬似冬眠にならないための対策

擬似冬眠を起こさないために日頃からできる対策をいくつか紹介します!

室内温度を適温にする

ハムスターを飼育するために適切な室温は

20〜26度です。

室内の温度とケージの温度は違う場合があるためケージ内に温度計を置いて温度管理しましょう。

ハムスターを飼育するための温度管理はエアコン24時間稼働が1番オススメです!

窓の近くにケージを置くと冷たい風が入ってきてケージの中が冷える可能性があるので窓の近くには置かないようにしましょう。

生活リズムを守る

ハムスターは生活リズムが崩れるとホルモンバランスが乱れ体調を崩しやすいです。

昼間は明るく(直射日光は良くないのでレースのカーテンにするなど)

夜は暗くなるように早めに電気を消してあげたり、ブランケットで覆ってあげたり環境を整えましょう。

ダンボールやブランケットを活用

ダンボールをケージの下に敷くことで地面から来る冷気を遮ることが出来ます。

それからケージにブランケットをかけてあげたり、ダンボールで囲ってあげることでケージの外の冷気が入ってこないようにしましょう。

ヒーターを設置

ペットヒーターを設置し寒い時に温まれる場所を作りましょう。

床材をたっぷり敷きましょう

床材をたっぷり敷いておくことでハムスターが自ら床材を寝床へ運び寒さ対策に使います。

毎日食事の管理をしましょう

毎日しっかりエサの量を計量、管理してちゃんとごはんを食べているか確認しましょう。

食欲がない時は体調を崩している可能性もあるし、栄養不足になって擬似冬眠を起こしやすくなるかもしれません。

もしも擬似冬眠が起きてしまったら

擬似冬眠は仮死状態であり、一見死んでしまっているように見えます。

慎重に観察して判断しましょう!

擬似冬眠の見分け方

まず確認をする前に室内温度を確認して寒ければ部屋を暖め、適温を保ちましょう!

まぶたが閉じているか確認

ハムスターの目がしっかり閉じているか確認しましょう。

ハムスターが亡くなってしまっている場合、ほとんどの場合まぶたが少し開き黒目が見える状態になることが多いです。

毛並みは乱れていないか?

毛並みがいつも普通に寝ている時のように整っている場合は生きている可能性があります。

ハムスターは亡くなると、だんだんと毛並みに乱れが出ます。

呼吸はしているか?

わずかに呼吸をしているため、お腹の辺りが少し上下に動いている可能性があります。

よく確認してみましょう。

確認が難しい場合は小さく切ったティッシュを鼻に当てて呼吸によって揺れていないかどうか見てみましょう。

ヒゲが動いていないか?

呼吸をわずかにしているのと同じようにヒゲが微かに動いていたり、ピクっと動くことがあるようです。

ヒゲを優しく触って反応を見てみたり、ヒゲが動いていないかよく見てみましょう。

体が固まっていないか

死後硬直とは違い完全に固まることはないので、手足に強ばりはないかお腹や皮膚に柔らかさや弾力はあるか?優しく触って確認してみましょう。

擬似冬眠の起こし方

擬似冬眠からハムスターを起こすためには体を温め、体温を正常に戻す必要がありますが、高い温度で急に温めてしまうと心臓に負担がかかってしまいます。

ドライヤーの熱風ストーブコタツなどで急激に温めるのはやめましょう。

まず最初は手の温もりなど人の体温で30分程度ゆっくり温めていきましょうね。

その際、背中を優しくさすってあげることで血行が良くなり体が温まりやすいです。

体が少し温まってきたらタオルで包んだカイロやペットヒーターなどを使い体を温めましょう。

ペットボトルにお湯を入れて湯たんぽにしても良いです。(直接体に当てないように必ずタオルなどで包みましょう)

2時間程度は諦めずハムスターの体を温め続けましょう!

ハムスターが目を覚ましたら

ハムスターが目を覚ましたらかなり体力が奪われている状態なのでエネルギー補給や水分補給をする必要があります。

温めた砂糖水(ペットミルクでも可)やお湯で溶いたはちみつを口元へ持っていき飲ませてあげましょう。

温かい物を口にすることで体の中から温めることができます。

目を覚ましたからといって安心できる状態ではないので、その日1日はハムスターの様子をしっかり見て看病してあげましょう。

もし可能な場合はハムスターをしっかり温めながら病院で診てもらいましょう。

擬似冬眠から回復しても数日は注意が必要

擬似冬眠から目を覚まし、1日何とか乗り切ったとしても数日間は注意が必要です。

先程紹介した通り、擬似冬眠はかなり体力を消耗します。

ストレスもかかっている状態なのでこれをきっかけに体調を崩す可能性もあります。

数日間はしっかり安静に過ごすことができるようにハムスターが食べやすいものを食べさせて体力を回復させたり、ストレスをかけないように注意したり、なにか異変は無いか体調管理をするようにしましょう。

もちろん温度管理も忘れずに。

まとめ

今回はハムスターの擬似冬眠について紹介しました!

擬似冬眠はかなり危険な状態です!

ハムスターが擬似冬眠を起こさないように普段から温度管理生活リズムを守り、寒い時はしっかり寒さ対策を行いましょう!

もしも擬似冬眠を起こしてしまった場合は焦らず、人の体温でゆっくり温めてあげましょう!

擬似冬眠から目を覚ましたあともしっかりケアをしてハムスターを守ってあげてくださいね!


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